⚠️閲覧注意⚠️
一個人の勝手な感想を書き綴ったブログとなります。
私なりに言葉には気を使ったつもりですが、もしかしたら不快な思いをする可能性があるため、大変申し訳ございませんが閲覧は自己責任でお願いします🙇♂️🙇♂️
死ねば良い!
〜ミュージカル「エリザベート」〜
今日帝国劇場へミュージカルエリザベートを観に行ってきました。
あ〜〜待ちに待ったエリザベート!!チケット取ったの4月なんですよね、長かった…
結果から言うと本当に観れて良かった!!!!
キャスト全員良かったー!!
なにげに、ちゃぴちゃん(愛希れいかさん)を生で観たのは初めてです。
振り返ると私が宝塚を好きになるきっかけとなった方です。
私が中学2年生の時友人から宝塚という劇団の存在を教えてもらい、その後DVDを借りて1番感動したのがロミオ&ジュリエットだったんです。
2012年月組、龍真咲さんとちゃぴちゃんの新トップコンビ大劇場お披露目公演です。
え、まって、7年前なの……?
今まで観た宝塚作品の中で1番号泣しました。
もう本当に衝撃の出会い。
友人宅で鑑賞会をしたのですが、ひとんちという事を忘れエグエグ泣きました。
それまではYouTubeなどでちょろっと動画を見せられて「ふーーーん、名前覚えられんww」とか言っていたのにどハマりでした。
友人は沼に落とす才能が溢れてますね。
その頃のちゃぴちゃんはまだ研4(入団4年目)になったばかりでトップ就任という事もあって、とても初々しい娘役さんでした。
それが今や帝劇でエリザベートを演じている…初日カテコ映像を観て涙が出てきました。
なにか上手いこと言葉を見つけたいのですが、
ただただエモ〜〜〜〜…
東宝エリザを観るのは初めてです。
宝塚版は2002年花組 春野寿美礼さん、2009年月組 瀬奈じゅんさん、2014年花組 明日海りおさんのものをDVDで観たことがある程度です。
最後にDVDを観たのがもう5年ほど前なので記憶が曖昧なのですが、東宝版と宝塚版でたぶん違う演出とその時思った感想を超〜〜雑に箇条書きします。忘れない内にと終演後にわーっと書いたので文脈も何もない感じで読みづらいけどすみません。↓
舞台セットがすんごい!
衣装もものすごく豪華、やっぱり帝劇は違うな。
ゴシックロックで時空がひん曲がってる。
フライングトートめっちゃ飛んでる
黒天使ではなくトートダンサー
パパフランス語の先生と浮気してる。まじか、もしかしてそのせいでフランス語嫌いなの?ちがうか。
宝塚に無い曲が多かった。特にルキーニ。
結婚式トートダンサーとフランツが踊ってるのがシュール。
最後のダンスでは、シシィのセリフが「嘘よ!」だけになってた。
シシィのプライドロック(墓石)
私だけにのシーンにナイフが出てこない。
だから因縁の凶器という概念無し。
マデレーネは人魚じゃ無い
大臣たちドMなんか。
娘ゾフィー死んでた。(ここめちゃくちゃホラーだった)
シシィの器械体操、平均台ではなくつり革みたいなやつ。ちゃぴちゃんなら普通に出来そうと思ったら倒れた。
「死ねば良い!!」が無かった。
性病をオブラートに包まない。
シシィの腹黒いところもクローズアップしてた。(隠し口座は知らなかった)
ルキーニのボーダーT半袖かと思ったらめちゃ腕まくりボーイだった。暑がりか。
キッチュは世界の美女集めない。
鳩も出ない。
「猫を殺した!」でトートそんなに引いてなかった、むしろにんまり。
子ルドがトートに銃を渡す。
そして革命ルドへ、因縁の凶器はこっち。
トートが馬車の御者を何度かやってた、そんなシーンあったっけ?ムチ持たせたかっただけ?イケコの趣味?ありがとう…
本物の成人男性の「ママ」は破壊力あるな。
ユダヤ人迫害思想やナチス十字がオブラートなしでバンバン出てきた。(世界史なんもわからん私は宝塚版ではこの背景全く気づかなかった。)
ルドルフのダンス美しい。顔も美しい。
トートがルドルフの魂奪う時、みんな一斉にオペラのぞいてた。ここだけキスの角度つけナシ。
ルドルフの葬儀シーンでやっとあの謎の板が墓石だと認識。
墓石の裏から懸垂?で登場するトートちょっと笑ってしまった。
いちいち手から登場すな
死を望む絶望シシィが実はトートの事を愛してなかった瞬間が劇中で1番トートのリアクションが大きかった。
夜のボート前にパパ出現
自由を貫いた憧れの人としてシシィの心の中にでてくる。
ルキーニのセフル絞首刑(ちょっとシュールだけど、これで全てが終わった感出ててわかりやすかった。)ニコ動なら死に方に定評のあるルキーニのタグつくな。
最後トートがシシィの魂吸ってガクッとなったから、腑に落ちた感じがした。このシーンすごく重要だと思った。
宝塚版では、刺された後白ワンピになり客席を見渡しキスしたっけ?うろ覚え。2人で満ち足りた表情でせり上がりスモークわぁ〜〜〜〜で終了。宝塚お馴染みの強制ハピエン。バッドエンドなぞこの世に存在しないという強い意志が感じられる。
おま、シシィ今まであんなに死を拒絶してたやんけ!!!急にイチャつくな、コラ!
なので終わり方が唐突で未だに理解できてなかった。
~全体的に~
揃いも揃って顔が良い。顔がいい…
宝塚版よりダイレクトな表現が多いため、ストーリーの細かいところや政治の動きもわかりやすかったです。そして、顔が良い。
少女時代シシィの演技が自然体で、さすがちゃぴちゃん今この時しかできないフレッシュな演技だと思いました。
宝塚時代は元男役という事もあって強そうなシシィとか死ななそうって言われてたけど、本物の男性とペアを組んだら、幼すぎて皇后役に違和感が出るんじゃ…とハラハラしてました。でもそんな心配は何もいらなかった!
1幕終わりで皇后エリザベート覚醒!の時にはまだあどけなさが若干残っていて、本当の意味で生まれたばかりの皇后だったのが、2幕ではすっかり貫禄が出ていました。
【私が踊る時】のあの自信に満ち溢れた勝ち誇った表情を見たとき思わず「かっこいい…」と言いそうになったほどです。
1幕まではまだ可愛い要素が残っていたのに
2幕では完全に年月が経過していて天才だと思いました。歌声もグラデーションみたいに徐々に変わっていって表現の幅、コントロール性すごすぎない……?天才だから?
正直な話、初演からずっとエリザベートを演じている花總まりさんとWキャストで比べられてしまうし、どうなんだろうとソワソワしてましたが、本当に素敵でハマり役でした!
ここまでちゃぴちゃんの事しか言ってないですね、、
古川トート
古川さん、えっ、えっ〜〜〜〜!本当に人間?
フライングトートのシーン、古川さんが美しすぎて爆笑せずに済みました。
ただただ美しい。グッドルッキングガイ。
顔小さっ!足長!!!そして歌も上手くて聞き取りやすい。
他の男性キャストと比べると高めの声なんですが、トート閣下の設定は中性的な風貌なので、はまり役ですね。本当に聞き取りやすい。
ちゃぴちゃんと並ぶと頭一個分背が高くて、そこにも感動しました。ちゃぴちゃんは娘役としては背が高い方なのでトップさんとここまでの身長差は無かったんですよね。体格差万歳🙌
ぬるっとじんわりシシィに忍び寄る感じもまた良かったです。
古川さん自身お若い方だからかも知れませんが、とてもとても若いトートに見えました。
思春期って感じ。ティーンエイジャー。1幕後半シシィの方が年上に見えるくらいです。
他の男性トートは見た事ないのですが、宝塚版と比べてもちょっと幼い感じがしました。
それはそれで良かったです。いろんな意味で。
なんというか、、あれです、お姉様方が騒ぐ感じ…伝われ!!!!!!
三浦ルド回で観たせいかもしれませんが、、、
三浦ルドルフ
三浦さん、えっ、えっ〜〜〜〜!本当に人間?
この方もグッドルッキングガイでしたね。
独特な歌唱とハスキーでセクシーな声がロック風ミュージカルに合ってる感じがしました。
三浦さんを生で観たのは初めてなんですけど、元々の声があのような感じなんですよね?
本当に王子様だったなぁ〜〜。
ダンスシーンキレッキレですごく格好良かったです。トートダンサーにすごい回されてましたねw(物理的な意味で!)
涼風ゾフィー
涼風さんて不思議ですよね。可愛い系のお顔で線も細く、声もどちらかというと高め。
なのにあんなにおっかない役が上手。
前にレベッカを観た時も思いましたが、ラスボス系似合いますね。
全然関係ないんですけど、涼風さんがアニメるろうに剣心の剣心役な事を初めて知りました!おろ〜!
トートダンサー
黒天使ではなくトートダンサー(重要)
めちゃめちゃかっこいいですね。
筋肉万博だった。
男性ならではのパワフルでアクロバティックなダンス。良かった。
またちゃぴちゃんの話になってしまって申し訳ないんですけど、最初にシシィが木から落ちてトートと出会う時の無重力ダンス(?)かっこよかったなぁ。ちゃぴちゃんはダンサーなのでちらっと垣間見れて嬉しかったです。
実は前に2017年TBS主催ロミジュリを観てから、解釈違いすぎて宝塚の外で活動する小池修一郎がトラウマになってしまったんですよね。
イケコ!ヅカじゃないからって冒険しすぎでしょ!もう!ここまで変えちゃうの…もうヅカ以外のロミジュリは2度と観ない!!!!
という感じでしばらくひきずりましたw
だから今回のエリザベート観劇もかなりドキドキしてました。
でも宝塚版と比べて泣き出すほどの解釈違いは無いし、むしろストーリーもわかりやすくて本当に良かったです。
雰囲気を例えるならアニメ版ディズニーと実写版ディズニーという感じ。
ゾフィーが亡くなるシーンもこんなに悲しいと思った事なかったし、宝塚版と比べて少しずつ補足というか肉付けというか奥行きが増している場面が所々あって、お芝居にのめり込めました。
ただ、一点挙げるとすれば
シシィのパパ
宝塚版の印象と180度違います。
シシィのパパは放浪癖(?)があり家を出て旅をする事もよくある人でした。
それは貴族社会の息苦しさから逃れようとしていて、1番シシィと似た感情を持つ人で、シシィが「私も狩に連れて行って」と付いていこうとすると、「まだ子供には早いよ。」と止めるシーンから、自分は責務から逃げ出して居るが娘にはそんないい加減な大人にはなってほしく無いと思って居るように解釈していました。
シシィが結婚した時も、家族の中で1番シシィの事を心配していましたし娘思いの父親だと思っていました。
ところが、東宝版ではシシィの家庭教師と浮気をしていたし、その様子から旅にシシィを連れて行かないのも自分の時間を邪魔されたく無い、もしかしたらまた別の浮気相手に会いに行くためによく家を空けているとも考えられる演出でした。
しかし、そんな事はシシィは何も知りませんから、夜のボート前のシーンでパパの事を尊敬していて、「パパみたいになりたかった」と何度も言います。
イケコめ〜〜。
私はロミジュリを観た時、このような登場人物の解釈違いがほぼ全員にありました。
しんどい…
オリジナルは宝塚では無いですから、演出が全く違ってもそれはそれなんですけど、「オタクは初めて観たエリザベートを親だと思いがち」って誰かのツイートで見た通り、私は宝塚版のロミジュリやエリザをどうしても基準にしてしまうんですよね。
でも、どのエリザベートもロミジュリも誰かの大切な作品ですし、全て等しく良いものだと思っています。人それぞれ受け取り方や感じ方も違いますからね。
だから、ブログではこう書いていますが実際誰かと会話している時に、「あの人のトートが1番」とか、「それ以外の人は受け付けない」だとか言わないのが1番ですし、自分はそうしようと決めています。
ブログは許してくださいね🙏読むのは自己責任という事で…。
劇場内でキャストさんの批評をするのも辞めた方が良いですね。
劇場には色んな人のファンが沢山居ますから、いつどこで誰のファンが聞いているかわかりません。
日常の会話でも、この人は歌が得意では無いとかビジュアルのイメージが違うとか、もっと慎重に言葉を選んだ方がいいと思うんですよね。
私は、ミュージカルですからやはり歌唱力は重要と考える派なのですが、でもそれだけじゃ無いです。単純に歌が上手いのと、下手でも表現力がある方は居ますから「でもこの人歌が上手く無いよね。」とバッサリ言われてしまうと悲しいです。
これはエリザベートとは全く関係なく、私の最近の出来事でよく考えるようになった事です。
皆さんそれぞれの大切な作品、好きな俳優さんが居ますからそれを否定することはしない。
あとオタクって入り始めのオタクに対して推しの悪口言いがちですよね!私も含めて思い当たる節があったので人のふり見て我がふり直せをモットーに気をつけて行きたいです。
もしどうしても必要で批判的なことを言うなら、もっと優しく丁寧にオブラートに包みまくってやんわりそれとなく伝える心がけをしたいと思います。いや、言わないのが一番ですけど。
なんの話をしているんだ…?
脱線しましたが、とにかくエリザベート良かったです。
次はちゃぴちゃんはファントムに出演するそうです!!
ファントム!!私が宝塚で1番大好きな作品です!再演を何度かしていますが、DVD全公演持ってます。特に最近だと雪組の望海風斗さん真彩希帆さんトップコンビは本当に素晴らしかったです。
もう先着始まってるんですよね〜うっかりしてた💦
今回で外部イケコを克服したのでもっと色んな作品を観てみたいなと思いました♪